COCCA f;function/fermentation.
誰かの種を、深く掘り、それらが様々な関係性を生みながら、発酵していく場。
不確定要素を楽しみながら、取り組んでいくべく実験的にはじまった COCCA f。
( ( ) ( ( A f #001;
日時:2020年7月30日 18:00〜 @ COCCA(神戸市中央区琴ノ緒町4-6-9, 3号 COCCA bldg.)
presentator:川上 真誠
facilitator:北川浩明
recording secretary:濱部玲美
参加者:15名(川上さん、よっしーさん、今津さん、北川ひろさん、姫路さん、松村さん/関学助教、秋松さん、濱部玲美、かまだはるかさん/関学2、ふじもとさん、ちゃんさん、まきださん、植村さん/クラウドアーキテクツ)
当日の音源:
音源はこちら
イントロダクション;
– ここは、何かをぶっこんで深堀りしていく会
Fは、function(機能)とfermentation(発酵)の意味。種を育てていく会。
– クライアントワークだけでなく、自ら社会に対してACTIONをおこしていけないかという会
プレゼンテーション;
– 人間社会閉鎖的
– 個々の建物が孤立して建っている
– 海の中の社会って人間の社会と対極にあるのでは⇒これを人間社会に実現できないか
ここにきた人が能動的につかえる場をつくれないか
与えられた場所から、五感で感じ自発的に使う場所に
– 混ざり合い/ゆるやかなつながり/建築により規制されない場


体験したいと思いサハラ砂漠、ムザブの谷(1000年以上続いている文化)
-人の世界/自然の世界/物の世界 それぞれの世界をどうつなぐか、良い関係性の構築が建築
他者とどう共存するか、他者をどう介入させるかが重要

-たつの市事例
プライベートとパブリックの間に階層性(セミパブリックやセミプライベート)をつくる事でプライベート空間とパブリック空間を繋げる試み
聴講者からの質問;
-どうして海のなかが気持ちいい?
ひとつの社会、排他的でない関係がいい けれどどこにいっても違うのがいい
-物理的には全てが繋がった一つの空間だけど、色んな居場所が集積されているフィジカルな世界の
サピエンス全史より、ホモサピエンスは他の人種と比べても弱くて、ばかだったのになぜ王者になりえたのか⇒唯一うそを信じた人種
現代の虚構⇒貨幣、国家、宗教
投げかけ;
-フィジカル(私たちが認識している世界)とマクロな世界(微視的な世界)とバーチャルな世界(仮想的な世界)をどう結合させるべきか、これらの3つの世界の良い関係性の構築が重要に感じている。

- これが解決できたら被災地で実現できそう
- 五感で空間をつくりたい
- フィジカルだけで考えると見失うところがあるのでは
- 虚構はとても重要
- 良い関係性をそもそもつくる必要があるのか
- 核家族でない家族には3つの良い関係性があったのでは
⇒今の時代の良い関係性は
⇒排除してきた文化は限界にきているのでは - 他者との共存の考え
- 昔の家族には規範があった(例:姑の規律)
- 共生のかたち 必ずしも良い関係性だけが共生ではない
- 五感の空間の継続性の難しさ。所有のかたちをかえないといけないか。
- 3つの世界が、建物/オフラインの言葉にみえなかった
- 個人的に生きてる空間はせまくていい、でも感じるが大切
- オフラインとオンラインをつなげる事例…音のいりぐちのECサイト
- フィジカルに重きをおきすぎるのはよくないのでは
- アンコントロールなものが微視的なもの
- ヴァーチャルとフィジカルがべったりくっつている関係性のように思うが、ミクロを注視すべきでないか
次世代に何を残すか;
- 微視的な世界との共創
- 抑止力でない面白さで促したい
- 職業/技術があると安心する
→その安心感、居心地の良さって本当に必要なものか?不確定なものを楽しむことを学ぶのも必要ではないか。↔ 職業/技術をいろんな分野に横断的に複数もつ、点を増やすことも重要なのでは? - 自分の立ち位置居場所は自分でつくっていくしかない
- コロナは微視的なもの
アフターコロナ/withはvirtual - 無作為な作為
- 想像力の喚起
- 導入の必要性(伝える必要性)
- アンコントロールなものを実際につくっていく