夏までの整備計画!※参加者ゆる募

主要都市部(三宮)から車で40分のIMAYAMA(COCCA IWATANIから暫定的に改名)。

耕作放棄地と化した里山の利活用や、その活動体験の記憶が次の世代へと継承されて「何かの種」になることを目指して(半分遊んでいます)2020年7月から活動していますが、早いものであと2ヶ月で1年が経とうとしてます。
ひたすら間伐を行い、草を刈り、ゴミを捨てるという引き算を続けた10ヶ月でしたが、ようやく「生産」する土壌が見えてきたような気がします。これまでも楽しかったのですが、何かを作れるということはとてもワクワクします。

基本的には週末にゆるーく遊びつつ活動していますので、ここに記した作業や活動に興味がある方はぜひ気軽に遊びに来てください!
まだ好きに使える農地もあります!(要開拓、笑)

( ( ) ( ( A f #008 中村文哉編

COCCA f;function/fermentation.
誰かの種を、深く掘り、それらが様々な関係性を生みながら、発酵していく場。
不確定要素を楽しみながら、取り組んでいくべく実験的にはじまった COCCA f。

( ( ) ( ( A f  #008;

日時:2020年12月10日 (木)19時〜 @COCCA
  • プレゼンテーター:中村文哉さん
  • ファシリテーション:松井俊裕さん
  • 書記:辰巳博康さん
  • 参加者:今津さん、北川さん、姫路さん、松村さん、秋松さん、濱部さん、馬さん、出口さん、東口さん、矢野さん、泉さん、森川さん、・・・
  • 当日の音源:こちらをクリック

イントロダクション;
■タイトル
ケンチクから教育の世界を覗いて ~社会を変えたくなるまでの経緯と、そのために、これからどうしていきたいかについて~
●キッカケ
大学二回生のとき、塾講師のバイトを始めた。それから、不登校生徒の家庭教師や、貧困を抱える家庭の子どもたちのための学習支援などもしていた。普段から、人に教えることをバイトにしていたので、大学時代の制作にも教育や学びの場がどうあるべきかをテーマに取り組んでいた。

□違和感を覚えることがあまりにも多すぎる
 ・感覚的には、勉強が好きでやっているという子どもは、2割程度
 ・子どもたちのタイプにはかなり違いがあるのに、教育の形式は画一的
    一般的な学校や塾の形式に合う子どもの方が、むしろ少ないのでは?
 ・学校だけにしか存在しない謎のルールに毒されている
    トイレに行ってもいいですか?といちいち聞いてくる子どもたち
 ・嫌われる方にむしろ大きな原因があるはず
    子どもが勉強しないことで、なぜ子どもの側が悪者になるのか?

□歴史の流れを知ると「わからない」感覚がいかに自然な反応であるかがわかる。
 ・負の数の掛け算を頭でイメージして実感を伴って理解できるかどうかはこの際どうでもいい。
  ヨーロッパの数学者の1000 年が重要と言いたいわけでもない。
 ・問題は、数学で数学の歴史は扱わないことになっていて(歴史という科目が別に存在するから)その都合の中で、
  「そういうものである」という説明がまかり通るところである。
 ・このように、分野をぶつ切りに切り分けるのは、そのほうがテストが作りやすく、
  子どもを評価しやすいからである。
  勉強するとき、教室に座ってじっとさせられるのは、体育という科目を別に設けたからで、他にも例えば、英語
  を勉強しても英語が話せないのは、日本語で話す必要すらないことを、英語の勉強のために勉強するからである。

□日本と中国の食文化のズレ
 日本・・・出されたご飯は残さず食べる
 中国・・・調理を食べ残すことで、感謝を示す
□輸入文化の側面から教育を考える
 学校はそもそも明治期に西洋から輸入したもの教室の使い方から、人間の育て方まで

□師匠と弟子 先生と生徒
 そもそも、先生は職業か?先生という職能を規定してしまったために、子ども教える内容を作らざる
 を得なくなった。
 それは、先生という職業のためのものであって、子どものためのものではないから、社会に出てから
 また学び直すという、教育の二度手間モンダイが起こってしまう。
④建築が教育の選択肢を増やす
        ~〇〇のためではなく、楽しいから学ぶ、盲目的な教育~
□新しくつくる学び場のテーマ
 教育の役割は、「きっかけ」を提供することに尽きる。
 きっかけを少し具体的に分解すると、
 「大人と子どもを切り分けず、人が際限なく好奇心を広げられる環境をつくること」
 「日常の学びと、実社会の接点を自覚できる状況をつくること」

教材 → デザイン × 教育

デザイン = 文化を更新すること = 最高の教材


広義な文明から、モノ(ゴト)をつくるプロセス全体までを扱って、
文化の視点から義務教育期間の学習カリキュラムを再編し、
それを小中学校の生徒から大人まで幅広く開く


拠点をつくる

投げかけ:
 ①自分が(子どもの立場なら)受けたい(受けたかった)授業や、
   今考える、小中学校時代の時間の使い方
 ②背中を追った人物、影響を受けた人など( オススメ名著・名作など)
質問:
 ・やりたい事とできる事のギャップ
 ・意欲的な人のたまり場
 ・学校の延長に塾があるのではなく、生活や自分の趣味の延長に塾という場が欲しい
 ・コロナで自走できる人とそうでない人が、はっきり分かれた
 ・親に、言われたからは理由になるの?
 ・先生と生徒噛み合ってない
 ・教える教えられるを、固定化して欲しくない
 ・大人の授業は、受けたくない 大人と遊びたかった
 ・一緒に、大人と遊ぶ環境が欲しかった
 ・仕事を通して、子どもも自分も深めていきたい
 ・失敗体験の方が、知りたかった
 ・教える=最短ルート
 ・心に残るのは、教えられた事より感じた事
 ・中学生ぐらいで、お母さんも間違えると気づく
 ・大人と子どもは、持っている特徴が違うだけ
 ・大人のやる気を、子どもも感じる
 ・学校を使って自分の教育方法を試している先生が、一番印象に残っている
 ・SNS を通して無料で、質の高い教育を受けられる
 ・デザイン事務所やりながら塾やるのが良い 「自分の生き様を見せれる」
 ・小さい頃の記憶は、遊んでいた記憶しかない
 ・遊びの延長で、知識をあ加えたかった
 ・教育への問題意識を、小学生はもでないのではないか
 ・社会が変わったのに、教育が変わらないのはおかしい
 ・正解がない授業が、面白かった「答えのない授業もいいんや」
 ・社会人を呼んで話してもらう授業が、一番面白かった
 ・授業の中で、街の人にアンケート取ったりして、大人と話す機会が貴重だった
 ・多数決で決めない決め方
 ・子どもから聞き出すよりも、大人にきっかけを作ってもらえる方がありがたい
 ・大人が、一番楽しんでいる方が子どもが夢中になる
 ・勉強で、言われらやる気がなくなってしまう
 ・雑談の中から学ぶ事が、多かった
 ・子どもの頃に、もっと職業の事に触れるきっかけが欲しかった
 ・子どもに職業の事を、教えてもその職業残ってるかわからない
 ・環境が人を作っていると感じる。 親が、画家だったから画家になった。建築家だったから、、
 ・職業の中身を知ればもっと広がりのある将来に、なるのでは
 ・学習塾やと思って入ったら全然違うデザインの勉強に興味を持ち始めた「みたいな場所にしたい」
 ・子どもに教える事は、なく見せる事で勝手に学ぶ
 ・学ぶ_能動的 教えてもらう_受動的
 ・知らない世界を、見せてあげるだけでいい
 ・自分が伝えやすい(教えやすい)は、わかりやすいではない
 ・サバイバル生を養う
 ・日本の教育が、培ってきた教育を捨てるのではなく生かせればいい
 ・社会が、必要としている人材によって教育のプログラムが変わる
 ・教育は、家庭環境が一番影響ある
 ・社会は、変化しているが家庭環境は変化していない?
 ・影響を受けた人は、年上より年下の方が多い
 ・大人と子どもの境界って、そもそもないのではないのか
 ・教育の多様性は、民間で担保していくしかないのではないか
 ・知識がないと戦えない
 ・リアルな職場で、お金がどう動いているのかを早い段階で知る事で将来が変わる


COCCA IWATANI~都市近郊の里山の持続可能性を探る活動開始~

主要都市部(三宮)から車で40分の里山、COCCA IWATANI。
COCCA IWATANIには宅地と山林を併せて約12,000㎡の土地(建物)があります。
また、その土地以外にも、自由に使える農地が約5,000㎡あります。

森や野原の中で、様々な生きものと共生し「生きる知恵」を身に着けること、また、そこでの整備体験を通して「発見、問い、仮説設定、創作」のサイクルを学びながらその場所にあるものでつくる。どんどん企画を出して、実践していく。
里山の風景だけでなく、体験の記憶が継承されていくことを目指して2020年7月から活動しています。
少しづつこちらで活動を報告していこうと思います。

JR三ノ宮駅屋台プロジェクト

JR三ノ宮駅中央改札南側のStreet Tableという期間限定のアウトドアホールにMuFF神戸芸術工科大学学生有志、文化工学研究所融点(Powered by COCCA)で一つの屋台をつくりました。

サステイナブル、リユースというホール全体のコンセプトを踏襲して、土に還る素材、廃材等を活用すべく、山で竹を採り、解体現場から木材や土(土壁廃材)を調達するところから取り組みました。

竹の油抜き、土壁の調合、麻紐と竹の楔による緊結、竹小舞を編む等、通常とは違う建築の生産と流通に挑戦しています。

設計事務所のアタラシイカタチ

兵庫建築士事務所協会主催のシンポジウム「設計事務所のアタラシイカタチ2020」にお誘い頂き、COCCA Ninomiyaを運営している今津(MuFF)と北川(文化工学研究所)が参加しました。
後半のパネルディスカッションでは、87歳の建築家である根津耕一郎さん(「東の黒川紀章、西の根津耕一郎」と呼ばれていた著名な建築家)に幾つか刺激的な質問を受け、とてもエキサイティングな議論ができました。

話した内容を下記簡単にまとめています。
観覧に来て頂いていた建築家、高橋利郎さんのブログにも丁寧に感想を書いて頂いています。

前半:今津・北川発表

なぜ協働するのか

私たちはCOCCAというプラットフォームを使い協働で設計を行っています。COCCAの説明をする前に、我々が現在の協働方法に至るまでの考えをお話します。
私たちは、複数の異なった個性や視点、職種をもったクリエイターが対話しながら協働することによってできるボトムアップ型のプロジェクトの可能性を模索しています。
それは、一人のクリエイターの個性によってできるトップダウン型のプロジェクトとは違い、プロジェクト参加者の誰もがイメージしていなかったプロジェクトの種を対話の中で生み出し(仮説・偶発的生成・アブダクション)、それを参加者全員で検証し育てるというプロセスです。

 

COCCA -社会のカッコを開いてつなぐプラットフォーム-

COCCAは、組織名やグループ名のような“人間の集団”ではなく、Dropboxのようなプラットフォームとして考えています。固定的なメンバーがプロジェクトに関わっているのではなく、プロジェクト毎に違ったメンバーがCOCCAというプラットフォームに関わり、プロジェクトがドライブされています。言うなれば“Powered by COCCA”です。
COCCAの由来は人、時間、空間の境界を区切る括弧(かっこ)を開いて(※()→)()つなげるというコンセプトからきています。多世代や多分野の人々が有機的に混ざり合い、共有しあい、活かし合い、社会のカッコを開きつなげるプロジェクトをつくり続ける、そのような連鎖を次世代に継承します。
事例を3つ紹介させていただきます。

まず、われわれはCOCCA f(f=fermentation発酵、function関数のf)という討論会を月2回(若い世代の回、さほど若くない世代の回)行っています。そこではプロジェクト以前の個人の思考や問いの種をプレゼンテーター(問いのみでもOK)から聞き手に投げかけ、その種について皆で議論する世代や分野を超えた対話の場づくりを実験・実践しています。

次に、個人、法人、行政のカッコを開いてつなぐプロジェクトとして、FOOD HUNTER PARKを紹介します。この事業は、個人を含む大小様々な企業9社で構成された合同会社で設計、建設、施設運営に取り組んだ和歌山市の公共事業(DBO方式)です。このプロジェクトで我々はブランディング、設計、運営全てに携わり、プロポーザルから施設運営及び事業リスクを負うことまでをワンストップで実践しています。

3つ目は、教育機関、企業、個人のカッコを開いてつなぐプロジェクトとして、大和船舶土地と神戸芸術工科大学と我々で協働した幾つかの改修プロジェクトがあります。

その他、関西学院大学の教員や学生と行っている、テレワークx移住を推進するための体験プロジェクトTune It Yourself等があります。

 

協働プロセス

我々が協働でプロジェクトを進める上で大切にしていることとして、コンテクストをしっかりと共有し、アイディアや選択肢を評価するための基準をつくること、また、課題の設定と深堀りを軸にしたチーム内での対話に時間をかけるようにしています。
プロジェクト毎に方法は違いますが、私が関わっているプロジェクトではウィリアム・ペーニャのプロプレム・シーキングをカスタマイズして使い、課題を抽出したりもしています。
建築プロジェクトにおいては、複数の模型や図面、CG、環境工学シミュレーション等を行い、複数の視点からパラレルに検討しています。

 

これからの働き方

コロナ禍においてフィジカルな対話の場を設けることが難しくなっていますが、プロジェクト以前の種を見つける切っ掛けとして、COCCA fのようなフィジカルな場での偶発的なコミュニケーションが必要なのではないかと考えています。
クライアントからの依頼を待つだけでなく、自ら小さなプロジェクトの種を見つけて発芽させ、育てていくことにこれからの働き方の可能性があると考えています。

 

後半:パネルディスカッション

根津さん:あなた方はコラボレーションをして民主主義的に建築をやっているように見受けられますが、建築はどこまでいっても独断と偏見だと私は思いますが、そのあたりはどう考えていますか。

北川:民主主義的かは分かりませんが妥協をしてる認識はないです。10人のクリエイターが集まれば10人とも別々の独断と偏見を持っていますが、対話を重ねることで、その10人が対話前には持っていなかったモノへと昇華することを目指しています。そこで生まれるモノも仰るように、どこまでいっても独断と偏見であると思います。

( ( ) ( ( A f #007 福岡壯治編

COCCA f;function/fermentation.
誰かの種を、深く掘り、それらが様々な関係性を生みながら、発酵していく場。
不確定要素を楽しみながら、取り組んでいくべく実験的にはじまった COCCA f。

( ( ) ( ( A f  #007;

日時:2020年11月25日 (水)18時〜 @COCCA
  • プレゼンテーター:福岡壯治さん
  • 当日の音源:



( ( ) ( ( A f #006 東口夏子編

COCCA f;function/fermentation.
誰かの種を、深く掘り、それらが様々な関係性を生みながら、発酵していく場。
不確定要素を楽しみながら、取り組んでいくべく実験的にはじまった COCCA f。

( ( ) ( ( A f #006;

日時:2020年11月12日 (木)18時〜 @COCCA

( ( ) ( ( A f #005 白川烈編

COCCA f;function/fermentation.
誰かの種を、深く掘り、それらが様々な関係性を生みながら、発酵していく場。
不確定要素を楽しみながら、取り組んでいくべく実験的にはじまった COCCA f。

( ( ) ( ( A f #005;

日時:2020年10月28日 (水)18時〜 @COCCA



( ( ) ( ( A f #004 松井俊裕編

COCCA f;function/fermentation.
誰かの種を、深く掘り、それらが様々な関係性を生みながら、発酵していく場。
不確定要素を楽しみながら、取り組んでいくべく実験的にはじまった COCCA f。

( ( ) ( ( A f #004;

日時:2020年10月16日 (金)18時〜 @COCCA



( ( ) ( ( A f #003 奥田達朗編

COCCA f;function/fermentation.
誰かの種を、深く掘り、それらが様々な関係性を生みながら、発酵していく場。
不確定要素を楽しみながら、取り組んでいくべく実験的にはじまった COCCA f。

( ( ) ( ( A f #003;

日時:2020年9月30日 (水)19時〜 @COCCA
  • プレゼンテーター:奥田達朗
  • ファシリテーション:姫路恒太
  • レコーダー:ひゃんさん
  • 参加者:15名(ひめちゃん、今津さん、濱部玲美、あきまつまほさん、神戸芸高やまお、関学まつじゅん、北がわさん、ライター白河さん(はわい)、こっか ま、松井さん、関学 たかはた・長田くん、同志社 吉永さん、おかやまさん、ようびくまがいさん、たなかさん、まつだゆうさん、かわかみさん)

当日の音源:こちらをクリック

 

プレゼンテーション:

居場所を育てる建築家

奥田にとって居場所を育てるとは?
大学のときはもともと文化人類学を勉強
デザイナーに学ぶよりアノニマスデザインに学ぶと学びが多いとかんがえている。

• ヒアリング&フィールドワーク
魅力とイシューの発掘
魅力的なところはより魅力が引き立つように。
まちの人に話をきいて、まちのアイデンティティーとルールをリサーチする。
お施主さんと歩く

• 心地いい、楽しいという理想の景色を仲間と一緒に描く
仲間と一緒に理想の景色を描く

• その次に仲間・お施主と理想の景色を描く。
関係者をめちゃくちゃ増やす。→結果できたデザインはみんなでできたデザインとなる

• ストーリーを込めた建築をつくるイベントにする
設計・施工・物語をつくる・あらゆる要素をもりこんだ、いわば編集のような作業

完成後もお施主さんと場とかかわりをつくる。

・長屋のイベントのはなし
すみびらきイベント「いちにちカフェ」春夏秋冬で行った。
一日30人ぐらいきていた→チラシをつくって、SNSで拡散して人を集めた
これをすることで、見せ方であったり、カフェのやり方であったりを学べた。なにかすることで学びにつながる。

・awaiのはなし
ゲストルームもあり、ながしの料理人も農家さんもくる。
いろんな人が遊びに来て、住人や街の人と交流できる場所。
食にまつわるシェアハウス。
結局中に誰を入れるかが大事だと思ったから、二人でまず住んで、パーティを開催し、宣伝し、ファンを集めている。→結果、考え方に共感する人がはいってくれる。
ハードが先行しているが、ソフトが追いつかない事例もあるので、そこを何とかしたいと思った。

・おおにしさんとこのはなし
料理だけでなく空間も想いを伝えたいから、施主自らも施工に関わった案件。
できるだけこっちの提案を通すではなく、施主さんの思いを引き出す、施主の中からでてきたものを採用するやり方。おおにしさんとこのは材木・材料から施主が想いをもって選んだ。→設計図はラフに、詳細はセッションでつくった。
もともと寛大の学生寮というストーリも自分で調べてストーリーを育てていった。

マチという居場所を育てる
自分の暮らしを居心地よくしたいという気持ちもある。
マチに入るとは?
自分で物件をかい、事例を増やすことで、説得力が増す。ここまでやらないとマチを育てられないのではないかと考えている。
インクライン、あわい、とことて、参道イベント広場(リュックサックマーケット、パン屋がやってくる)、かしまし、しずくコーヒー、キキルアック、軽鉄のリノベ、ビフォアdark(??)

□楽しいを企画する
お施主さんのニーズをソフト面・ハード面から企画し、僕が去ってもイベントが続くような仕掛けをつくる
今日共有したことは、「楽しいを企画する」ことです。

今の楽しいことを企画するは、「清荒神の臨時きっぷ売り場の使い方」
→駅直結のぶりゅわりーパブを作る
SDGs、reduce、reuse、recycle、[reduce]が一番むずかしい。それをここでやりたい。ビールをペットボトルなどのマイボトルで提供する。
SDGs的にもマチ的にもいいきっかけになると思っている。阪急電鉄にとっても僕らにとってもWin-Winの企画。こうしたWin-Winの企画をしたいし、手伝ってほしいと思います。
→大きいプロジェクトでも今なら仲間がいるので出来ると思っている。

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質疑&ディスカッション:

どういうキャリアで建築にいったのか。経緯は
奥田:文化人類学で人の暮らしをリサーチするのが楽しかった。でもリサーチをするだけで終わりなので、そこに面白さは感じなかった。リサーチしてなにか好転させるために仕事がしたいとおもった。生活に直結する建築を学びたいと思い、2回生のときに夜間の建築学校にいった。建築がメイン、文化人類学をサブとして勉強してた。そこから、かん工作舎に修行。竣工写真がパリッとしていることに違和感を覚えていた。かん工作舎は人とのつながりというところに重きをおいていていいなあと思った。

今津:道の反れ方を聞いた方がよいのでは

学生:これから就活だが、親の思っているレールを強いられているという一般的な気持ちがある。
ー経験が何よりの学びだと思っている。最初は月7万のところで働いていた

今津:やっていることはエリアリノベーションだと思うから、行政から依頼があると思う。いまいいのは自分ごととして働きかけしているからよい。でも手がとどかない場所から依頼があったときどうする?
奥田:それは考えている。清荒神で場所を買った人が勝手にイベントしているという状況になっている。そんなクライアントが増えてれば離れている場所でもやれる。
今津:やって欲しいという気持ちはある。ただただ興味として。
奥田:いま宝塚市から話してほしいといわれているが、特にアイデアはないが、「土壌をつくる」と言うと思う。

北川:こういう話ってボトムアップなのか、トップダウンなのかっていうよくある話なのかなと。
奥田:橋渡し的なポジションにはあんまり興味はない

レミ:行政は平等の仕事しかしないから、主体性をもって動いているひとには行政はお金をかけれない。

いまづ:行政とは切ってもきれないと思っている。

奥田:補助金を取ることの上手い下手がある。魅力的なプロジェクトに対して補助金が入るわけじゃない。また、補助金とったらみんなの目が入って、不要なことを言われて面白くなくなるというか、丸くなってしまうと思っている。行政がある意味でえこひいきして魅力的なプロジェクトに対して補助金出していくべきかなと思う。そういう流れを「土壌づくり」といえば伝わってくれるかなと思っている

今津:翻訳ですね

奥田:そうですね、言語を変えレバわかるものもあると思う。

いまづ:この話題に関してはもっと話してみたいと思う

まつい:僕の建築家像は集落の大工さん。そういう人が増えていっているというか、戻っている気がしている。どうすればその地域を再評価できるのかなと考えている
今津:彼はごりごりの建築コースにいたが、いま学んでいる建築像に違和感を覚えている。いまは農業をごりごりやっている大学生。
まつい:僕自身田舎で住んでいるから、大学でまなんでいる建築に違和感を覚えている。また、いまの行政のドライな開発のやり方に対して違和感を覚えている。
奥田:お施主さんと話ししているときに、めちゃくちゃその場所をお施主さんと一緒にイメージを共有して、方向付けをしている。よくよく考えたらこれっていらないよねって気づく時がある。最近“編集”について勉強している。人と人を繋げるとか、情報と情報と繋げるということに興味がある。編集を通して方向付けが明確になることがあるかなと思う。

KUMA:奥田さんにとって一つだけではないけど、自分の強みって何ととらえているか?
奥田:コミュ力だと考えている。誰にでも話せるし、どんな話題でも返せると思っている。相手が何を考えているのかなということに興味が強い

KUMA:いろんな選択肢がある中でどうして清荒神を選んだのか。
奥田:地元です。でも宝塚っていう場所が好きでも有り嫌いでもあった。宝塚といえばの”イメージ”があるのが違和感があった。コッカみたいなところでこうしたことを話せる場所が無いと思っていた。でもシチニア食堂に行って面白い人がいることに気づく出会いがあることに気付いた。あとは、自然が近いのもここを選んだ理由かなと思う。
KUMA:高齢化社会の中で、若者を呼ぶことはできているかもしれないが、地の人、高齢者の人を巻き込んだりしているのか?
奥田:あいつら若者だけで遊んでるなと思われないように動いている。リュックサックマーケット自体も年齢を絞ってないし、老若男女を集めてイベントしたいと思っている。

まほさん:具体的な質問だが0〜100までリノベーションしているが、ここだけお願いしますというスポット的に大工さんを現場に入れているのか。
奥田:仕事のスタイルを毎回変えている。チームメイクも全部変えているから、テンプレがない。眼の前の施主がどういう考えをしているかを知ろうとしていて、それがさっきのリサーチにもつながる。DIYしない現場もあるし、工務店に全部任してやる現場もある。工務店さんも毎回決まっているわけではない。工務店さんとも喋ってみると個性が見えてくる

北川:複数人チームがいる中でどのように工夫して現場をうごかいしてるのか
奥田:感覚的になんだが、決めすぎないようにしている。ガチガチのパースを作るのではなく、なるべく余白を作ろうとしている。対話の中で決まった事項であっても、進んでいく中で再度修正することもある。
北川:事件とか事故とかを受け入れながら工事しているということなのですね。

KUMA:風土とか地理感とかはどういうふうにキャッチしてる?
奥田:結構、フィーリングで感じている。吹田の山田のプロジェクトはリサーチしている。リサーチしないといけない場所とリサーチしなくても感じれる場所があると思う。
KUMA:霊感ある?
奥田:霊感があるかどうかはわからない。でも、空き家になると冷めるという言葉が沖縄にあるが、それが何となく感じれる気はする。

まつださん:社会学部何ですが、プロダクトを学びたいと思っています。少し話が変わるが、おばあちゃん家が滋賀県にある。おばあちゃんがいなくなったらその家を売ってしまうという計画がある。何か自分でやりたいなと思うけど、でも、私はそこに住んでないし、周りとの関係もわからないから、売られるのも時間の問題だなと思っている。リサーチしようとしてもだれに聞けばいいかわからない。おばあちゃんの孫という理由だけでその村社会に入っていけるのか。プロダクトを学びたいなと思っているが、まちに入るためにも建築を学んだ方がいいのかなと迷っている。私はプロダクトを学びたいのか、建築を学びたいのか悩んでいます。
奥田:こういう対話をよくお施主さんとします。なんでプロダクトが好きなのかと、なんでこの場所に興味があるのかという間に乖離があるのかなと思う。そこをもっと突き詰めたらいいのかなと思う。
まつ:おばあちゃんの家の近くに公園があるが、雑草もボーボーだし、店もあった。イベントを何かしたいが、自分で0から始めるのはむちゃくちゃ難しくってできないなと思っている。
奥田:結構難しいと思う。ある程度経験値を積んだらどういう風にすれば良いのかイメージできるのかなと思う。もしかしたらマーケットが悪いかもしれないが、もっと現場をリサーチしたら色々とわかるかもしれない。
まほさん:たぶんいまコッカにいることで、自分のやりたい場所に近づいているのかなと思っている。建築にせよ、プロダクトにせよ、こういう場所にいることで経験になっていると思います。
奥田:位置情報を仕入れていくということは今の時代で大事だなと思っている。

「ようび」くまがいさん:2016年に火事で工房が無くなった。それで会社の社屋を杉材を削り、みんなでつくった。そのやり方に賛同してくれた人が集まってくれたのですが、場を作るという行為に対して賛同してくれる人だけではなかった。何か作る時に近くでそれを嫌がるひといた?
奥田:うるさくておこられることもあるが、嫌悪感を持つ人はいなかったと思う。
熊谷:若者がなにかやることでネガティブな印象を持っている人に対してどういうアプローチを行っているのか気になった
奥田:説明をする努力はしている。それでも理解してくれないなら結果で見せるしか無い。街の話しをすると、既存の団体に入って何かするのは難しいと思う。なので、個人で面白くして、周りの団体が一緒にやりたいと思わせるまでやったらいいのかなと思っている。
いまづ:既存のひとたち盛り上げるのではなくって、新しい点を作っていって、新しいレイヤーを生んでいくことで土壌が育っていくという話しがありますよね。
くまがいさん:そういうのって醗酵に似ているかも。
奥田:確かにそうかも。マチに異物が入って変わっていく事例もある。
今津:岡山のタルマーリというお店があるが、そこは自分たちで発酵させて美味しいパンを作っている。そういうお店が増えることで新しい点が増えていくのかなと思う。行政という観点では尼崎の藤本くんも阪急や市役所と一緒にやっているのを見ると、市役所の人でも嗅ぎ分けてやってくる人もいるなと思っている。
奥田:個人的に何か説得しに行っても動かせないことがあるが、こいつの言ってることは他でも知っているなと思わせれたら、第三者も動かすことができると思っている。
自分で動いて気づいたら一緒に動けるかな(あまりききとれんかった

まつじゅん:同志社の先生とまちあるきしている。地域づくりをするにおいて建築家の人ってどこにでもいるよねという話になっている。ただ、新しい仕事として浮上していると思っている。旧態依然の建築家像、今津さんの歳から↑と↓でだいぶ別れていると思う。上の人はエイトス(信念・職業規範)が入っていると思います。中央を向いて仕事している人がいるのかなと思う(新建築にのりたいなど)。
2000年以降ぐらいに建築家像は変わったと思う。藤村龍至以降で決定的に。2015年は東北地震が決定的に大きい出来事だった。大きい建築家は仕事はあるが、それ以外は仕事が無くなってしまった。でも奥田さんは目の前のクライアントを大事にしている。そういう建築家は仕事がある。そこは本に書こうと思う。
いまづ:ほんとに僕はその間にいると感じている。
まつじゅん:ぼくら世代はギリギリでやまざきりょうがいる。彼は作るのを辞めてしまった。僕が就活をしていたときは広告の仕事などクリエイティブな仕事しか見えていなかった。でも、学生のときに奥田くんに出会ってたら絶対仕事させてもらおうと思う。社会貢献もできるというロールモデルを作ってくれている。
今津:文系から建築の分野に入ったのはすごいなと思う。
奥田:アカデミックに憧れはあった。でもいまからそこを目指すのは無理だし。
まほさん:私の場合は順序が逆でずっと建築畑にいた。ゼミ先生も新建築に乗るのが目標としていた。家業が建築家だから手伝っていた。会場のデザインを手伝うなかでもっと建築を勉強したいと思いなおした人間である。建築って総合美術だと思う、人とプロダクトと内装が学ばないといけないので、建築を勉強するといろんなことが出来るようになるなと感じている。

プロダクトデザイナー、建築家は都市でしか成り立っていないとおもっている。田舎にいったら仕事はあるのかと思ってしまいます。だが、僕らはなにかイベントを企画するとかで職能を全う出来るのではと思っている。建築家がイベントを組むというだけでも建築家として大事な仕事なのかなと思っている。

奥田:編集について、いまは編集でマネタイズできていない。何をベースにマネタイズするのか、今後はそこを整理していきたいなと思っている。こっちはライフワークとライスワークとわけていければと思います。
まつじゅん:めちゃくちゃ重要な指摘だと思う。ある建築家の人にお仕事を紹介したことがある。だが、向こうはボランティアを強いてくるといった、善行イデオロギーがある。大好きなことを没頭しながら、少し冷めた目線でマネタイズを意識することは大事だと思う。
いまづ:本当にそれは大事だと思う。どういうふうにマネタイズするのかは大事だと思っている。
奥田:設計と施工、施工アドバイス。建築に関わる仕事でマネタイズしている。最近になってそういうことに気づいた
今津:職業がシームレスになりすぎるとどこでお金を得るのか難しくなってくる。
くまがい:あんまり手広くしているとどこでマネタイズするのか曖昧になってくる
奥田:僕を上手いこと使ってやろうという思惑がある人だったら少し高めで見積もり出す。だけど、この人とだったら絶対いいものできるとおもったら全体の予算を考えて、抑えるところは抑えて頑張ると思っている。
今津:それぞれ別の仕事を持っているが、一つのプロジェクトで繋がっていくというのはいいよね。領域を分けず、融合していくことが今後は大事なのかと思う。

奥田:マネタイズのところは最低限いきていければよいと思っている。
川上:自分が生きていければいいと思っているが、後世を生かしていくのはちゃんとしないといけないなと思う。心殺して稼ぐのか、好きな仕事だけど月7万で生きていかないといけないといった選択肢しかないのは問題だなと思う。
奥田:何か保証があって7万で生きてけるのかと思う。例えばシェアハウスにすめる保証があって、月8万円で生きていくのか。いまづさんみたいに雇わずに、セッションすることで回しているのもかっこいいと思う。
いまづ:稼いでいるか、稼げていないけどかっこよく生きているか。仕事で儲かってないけどかっこいい、というスタイルで仕事していくことでいい影響を後世に伝わったらいいな。
まほ:いまづさんとであったときに言ってたのは「食べていけなくなったときに、助けてくれるひとがいるという実感があるから生きていける」という言葉を覚えている。
いまづ:しあわせなやつやな
まほ;そういうギリギリな時にでも生きていけるという確信を持っている人はすごく大きいことだと思う。社会人になると余白の時間を誰かと共有できる時間は減ってしまい、家族のみとかになる。ここの場所ではそういう余白の時間を共有できている。おくだはそれを仕事を通してしているからすごいとおもう

いまづ;もともとコッカFの最初のモチベーションは、何かを次世代に引き継ぐというものだった。いま月1回だけど、若い人が主導でやってもらう回を増やして、月2でやってもらうのもいいのかなと思う。意外と喋れる人(トピックを持っている人)がいると思う。
まつじゅん:意識高い、インターカレッジのようなボランティアサークルのような意識高い系の学生に漬け込んだビジネスは良くないので、こういうCOCCA F みたいな場所は必要だなと思う。
いまづ:いまの大学生の生の声も聞きたいから、学生のような若い世代に話してもらいたいなと思う。
大学生:文化人類学のゼミに入った。長田でフィールドワークしていたが、コロナでできなくなった。本読んでまとめるというようなオンラインの授業になった。いまの状況でもどのように文化を学んでいけばいいですか
奥田:結構難しいですよね。文化人類学は客観的にみることと、主観的にみる。何より飛び込むことが大事だと思う。アクティブに質問して意見することがいいと思う。人類学も多岐にわたっていると思う。こないだ面白かったのは、消防士は同じような家を作りたがるという情報も面白いなと思う。そういった情報も文化人類学的に面白いなと思った。そういった面白い情報をキャッチするのは面白いと思う。

北川:結構、大人は若い人と話したいと思っているから、話してほしい。

くまがい:質問もまとめなくてよい。思ったことをそのまま話してくれるのが面白いと感じると思う
ひめちゃん:だれか学生喋りませんか
大学生おかやまさん?:今日は建築興味なく、いろんな人と出会えるかなっと思って社会学を学び、フィールドワークをしているまつじゅんに出会い、それで今日はここに来た。さっきやりがい搾取ボランティアの話しがあったが、私は実際にそれに出会ってしまった。お金を払ってボランティアしたりしたが、辞めてしまった。すごいいい話しを聞いたけど、それで建築をしたいとは思わない。それが就職においても悩みだと思ってます。何にもピンとこない21年間というか。
奥田:でも人としゃべることが楽しいと思うのであれば、営業の仕事も出来るとおもう。営業はマッチングなので、好きなことを合わせるとか。
まつじゅん:今日もたみぼーは建築の話はほとんどしてない。彼の世代になってくるし建築もするし、営業もするし、シェアハウスの内覧もする。今は建築とか一つのことにこだわる必要もないと思う。