光とお絵かき

@COCCA Kobe

大きな紙に動きのある光の絵が投影されている。
その上に絵の具等を使って絵を描いていく。

投影された紙の前に立った時、慣れない状況に戸惑うかもしれませんが、光が「何か」を描くきっかけとなり、とらわれのない自由な気持ちで描いていけるようになります。一時的な光の絵と、描かれた絵を合わせる事によって 一つの絵に二面性を持たせるというマジックに没入体験!

括弧を開く取り組み:
従来の絵を描くという行為は、絵の具という液体やクレヨン等の固体を使って描くもの。今回の取り組みは、光という物体ではないものを物体を使って繋げてみること。また、投影されたものをただ傍観するのではなく、それに対し反応し、そして一体となっていくということ。

最後に「接点」となっていた光の絵が消えた時、描かれた絵だけが紙の上に残る。それは、 「頼る」ということから独立された主体性の痕跡。そして意図と異なる結果となって現れた形を受容する。